会社員のうちにやっておくべきこと

フリーランスとしての活動は、独立前の会社員のうちから始まります。もちろん、フリーランスになってからが本番ですが、会社員のうちにやっておくべき事柄もあるのです。

会社を辞める前に契約するべきクレジットカードと辞めてから購入するべき仕事用パソコン

また逆に言えば、会社員のうちにやらず、フリーランスになってからやった方が得になることもあります。
会社員のうちにやっておけば良かった…」「フリーランスになってからで良かったのに…」と後悔しないよう、今のうちに知識を身につけておきましょう。

会社員のうちにやっておいた方が良いことはいわゆる「審査」が必要な事です。たとえば以下のようなものがあります。

引っ越し時の審査

住宅ローンの審査

クレジットカードの審査

これらのことは、極力会社員のうちの済ませておきましょう。

今はフリーランス・自営業で働く人も増え始めていますので、数年前に比べればだいぶ審査のゆるくなってきていますが、それでも会社員の方が圧倒的に審査に通りやすいからです。
独立したばかりで、収入の証明ができない人は社会的信用がほとんどありません。貯金がわずかな会社員が通る審査でも、貯金1,000万円のフリーランスが通らないことも十分にありえるのです。それだけ会社員とフリーランスの社会的な信用は異なります。

独立後数年経ってからも、収入の証明・ホームページで実績や取引先のアピールなど、さまざまな資料が求められることがよくあります。
フリーランスだから審査に落ちるなんてことはありませんが、1つでも審査上マイナスなポイントがあると、1Kの賃貸を借りるだけでもNGになる可能性があるのです。

現在会社員ならば、辞める前に必要な契約は済ませておく、せめてクレジットカードは作っておく、くらいのことはしておきましょう。

もちろん貯金も

フリーランスとしての開業資金

当然、独立には貯金も必要です。
すでに仕事の見込みがあったとしても、受注の仕事の場合「制作→納品→請求→入金」とプロセスがあり、小規模な案件でも入金まで2カ月は掛かってしまいます

入金までの生活費の蓄えは必須ですし、常に仕事がある保証もありません。さらに、もし事故にあって数ヶ月仕事が止まってしまったら、その間は完全に無収入です。
具体的な金額でいうと、独身の場合200〜300万円程度の貯金をしてから独立したと聞くケースが私の周りでは多かったです。仮に収入が途絶えても、半年〜一年は大丈夫な貯金をしておきましょう、と一般的に言われます。

ただサラリーマンなら、300万円あればそれなりに安心だと思いますが、フリーランスの場合はそこまででもありません。
仕事がない時期に、貯金がみるみる減っていくプレッシャーは想像以上に大きいものです。その結果、焦って割に合わない仕事を受け、その間依頼があった良い仕事を受けられなくなってしまうことも

ただもちろん、貯金が○○万円なければ独立できないなんてルールはありません。
ほぼ貯金0だけど、チャレンジしてやる!という方もいます。かなり強いメンタルが必要な、決してオススメできない手段ですが、最終的には人それぞれです。

逆に独立後やるべきこと

一方で、フリーランスになってからやった方が良いこともあります。
代表的なのが、経費にできる買い物です。独立をするとPCの新調や、デスクや椅子、プリンターの購入、業務上必要なソフト類の購入など、多くのものが必要です。

独立後に購入するべきもの

事前にそれらの準備を済ませてから独立しよう!とも思うかもしれませんが、これらの購入は必ず独立してからにしましょう。

なぜなら、それら業務上必要な買い物は経費にでき、節税につながるからです。
でも、経費に計上できるのは、あくまで独立してからの購入したものに限られます。焦りすぎず、後に回すべきことは後に回しましょう。

社会的な立場の違いを知ろう

フリーになったからといって、突然大きく人生が変わるわけではありません。
とくに同じ業界で、独立前とほぼ同様の業務内容をこなす場合は、余計にそうでしょう。

しかし、それでも社会的な立場はたしかに変わります。
立場に応じて、有利なこと不利なことは異なります。その違いを知り、損せず立ち回っていってください。ただ業務をこなすだけでなく、そんな社会のルールを学ぶこともフリーランスの仕事の1つと言えます。