プログラマーに年齢制限はあるのか?

勉強は何歳になっても始められるものです。
プログラミングも60歳・70歳と年齢を重ねた人も学習をするケースが増えてきています。ですが、趣味や教養としてではなく、新しい仕事としてエンジニアの道に進むのは何歳が限界なのでしょうか?

40代後半でプログラマーへ転身した男性

30代以降で未経験だけど、webエンジニアにキャリアチェンジしたい!
というのは可能なのか?どれぐらいの難易度なのか?そんな疑問にお答えしています。

30代未経験でも(努力すれば)可能

30代からのスタートとなり、日々努力をする男性

まず結論から言うと、30代未経験でもエンジニアに転職することは可能です。
ですが、20代に比較するとかなり困難な道になることは覚悟をしてください。「年齢不問で、未経験歓迎!」なんて世界ではありません。
20代であれば、毎日勉強しています!とガッツを見せれば、伸びしろを踏まえての採用があり得ますが、30代ともなるとそうはいきません。

プログラミングの学習を行う(最低でも300時間程度)

ポートフォリオ(制作の成果物)を作ってアピール材料とする

といった、具体的に戦略が必要です。

プログラミングの基本を身につけました!程度のアピールだと弱く、未経験とはいえ現場での仕事を意識した学習を積み重ねてきた、とアピールする必要があります。
昨今プログラミングスクールが人気なのは、転職活動のサポートが強いのも大きな要素となっています。

「エンジニアを募集する企業がどんな人材が欲しいのかを考えて学習しましょう。」とは言われても、未経験だとそれが何か想像もできないはずです。
「具体的には、業界的に需要がプログラミング言語を学び、AWSのサーバー構築、GitHubやDockerなどモダンなツールも使いこなしましょう。」と専門用語が出てくるとさらにちんぷんかんぷん。
就職に有利な技術やツールを教えてくれ、どのレベルまで学ぶ必要があるかまで、具体的に指導してくれるプログラミングスクールは強い味方です。事実、未経験転職に主軸を置くプログラミングスクールの年齢層は、20代がメインではありつつ、30代以降も平均して20~30%ほどの在籍率となっています。

転職活動の基本は東京?

プログラマー転職の主戦場となる東京エリア

自身のスキルを高めることも大切ですが、場所も重要となるのがエンジニア転職。実は国内のエンジニアの求人は、東京勤務のものが半数以上を占めている状況となっています。
大阪や名古屋、福岡などの都市部でも求人はありますが、20代ですら「地元に良い求人がなかったので上京してきました!」という人が数多くいます。

30代40代で未経験となると、書類選考の段階で不採用になるケースも非常に多いです。必然的に、”数打ちゃ当たる”の戦略が求められますので、東京での転職活動でなければかなり厳しくなってきます。

40代・50代となるとかなり厳しい

40代を過ぎると厳しさが増すプログラマー転職

私は、40代50代のエンジニア未経験者でも、転職に成功した例を見たことはあります
ですが、そもそも志望する方自体が極わずかですので、簡単に可能とも不可能とも言えないのが現状です。
通常、エンジニアで40代となると、プレイヤーとして超優秀かマネージャーとしてのポジションについている年齢です。特にweb系だと、手を動かしているエンジニア自体がかなり少なくなっています。

ですので、採用側からすると、直接年齢が原因とは言わないにせよ40代以降は基本的には選考対象外です。
もし本当に優秀なら検討する、というぐらいでしょう。そのため「仕事に困ってエンジニアを志望しています。」程度の志望動機では、まず無理でしょう。

元々他業種でも一定のポジションにいた。

テクノロジーや挑戦への熱意があって志望している。

20代・30代の未経験者と比較しても負けないぐらい学習してきた。

若い上司がついてもうまくコミュニケーションが取れる。

他業種での経験が、その会社での業務に生かせる。

といった武器があって、やっと採用の可能性が出てくると思ってください。

新しい技術を何百時間も学習するのは当然で、人間性やコミュニケーション能力、これまでのキャリアも含め、会社に貢献できる人物であることをアピールする必要があります。
今後エンジニアの人材不足がさらに増す傾向にもあり、実際に30代未経験の採用は徐々に増えてきています。ですが、40代50代となるとかなり未知数なのが現状です。

とはいえ、少数であれ採用例があるのもまた事実。
本当に熱意があるのであれば、まずは本格的にプログラミング学習を始めるところからスタートしてみてください。